ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂 Chapelle de Norte-dame-du-haut [設計] Le Corbusier [所在地] フランス ロンシャン [アクセス] belfort駅から郊外へ24km。 鉄道でbelfortまで行くと、 ronchampまでバスが出ています。 [用途] 礼拝堂 [工事期間(竣工)] 1950〜1955年 [構造] RC造 [最終更新日] 1999.11.20 [ページ作成者] sha [コメント] ロンシャンがこの丘を必要と している。 そんな印象を受けました。 内部に入って、長椅子に座り、 そっと息を落ち着けると、 なんとも言えない雰囲気を 感じます。 シャルトルやノートルダムの ような宗教色は強くありませんが、 何かの儀式のために創られた 空間のようなイメージ。 開口部から注ぐ光が、 そう思わせるのか? 一見の価値ありです。 |
よく「ロンシャン」と呼ばれるのは、この建築物のことです。 白い外壁のスリット部分は、コンクリートの打ち放しです。 そこに風を吹かすかのように扉が構えています。 曲線を描くコンクリート打ち放しの屋根、白い外壁。 この彫塑的フォルムが、建築界にとって衝撃的だった ことは言うまでもありません。 この丘の上に立つ教会は、コルビーの最初の教会建築で あると同時に、後期の最高傑作であるとされています。 エントランスの扉の壁画。 付属棟。 内部空間。 モデュロールによって配された大小の窓。 透明ガラスと色ガラスのはめ殺しです。 この開口部が、内部空間のなんとも言えない感覚を 生み出しています。 |