仙台城跡の艮櫓(うしとらやぐら)

1995年09月 仙台市が仙台城の石垣修復・艮櫓復元事業を決定
1996年05月 仙台商工会議所が「仙台城復元委員会」を設置
1997年08月 第1回仙台城跡石垣修復等調査検討委員会を開催
1998年10月 石垣解体工事始まる
1999年10月 現存の石垣の中から、政宗時代に築かれた2層の古い石垣見つかる
2000年08月 第9回仙台城跡石垣修復等調査検討委員会が意見対立のまま終わる
2000年10月 現存の三期の石垣の石積み始まる
2000年11月 藤井市長の決断により、艮櫓の復元位置が「三期の上」に決まる
2002年度末 現存石垣の石積み完成予定
2004年度末 艮櫓の復元完成予定

「三期石垣の上」に艮櫓を復元すると、商業観光的価値が見込める。
「二期石垣の上」に艮櫓を復元すると、史実に近く、石垣が傷つかないですむ。また、仙台城の史跡指定の可能性も出てくる。
藤井市長は、「史実よりも、新たな市民のシンボルを造る」ことに重点を置いて、「三期石垣の上」に復元することを決断した。

昔、究極の選択って流行ったでしょ。
○○こ味のカレーか、カレー味の○○こか、みたいなやつ。
(喩が悪い?)
どちらも正解ではなくて、どちらも正解な問題。
要は、決定するもののロジックが確立されているかどうかが重要。

商業観光的価値を見込んで「三期石垣の上」。
いいんじゃないですか。
もちろん、商業観光価値の裏付はバッチリ?


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