性同一性障害

僕がこの言葉を知ったのは、"金八先生"というドラマでした。
男の子の心を持った女の子が、心と体の性の不一致に悩むという設定でしたが、とても繊細な話です。

2001年5月、性同一性障害で国内公式性転換手術を受けた6人が、戸籍の性別訂正許可を家庭裁判所に申し立てました。
2002年8月、このうちの1人が、許可を認めないという決定を受けました。
もちろん、不服として高裁に場を移すそうです。
「現時点では、法的に訂正の根拠が認められない。」と判断されたそうです。

大変な努力で、心と体の性が一致したにもかかわらず、戸籍は異性。
「戸籍間違ってるじゃん。」ってことで、直そうとしたら、「法的に訂正の根拠が認められない。」だって。
なんじゃそりゃ。
"訂正"とは、誤っている部分を正しく直すことです。
現時点での記載事実が、間違っているから直すのに、根拠なんているの?
性別変更許可ではなくて、性別訂正許可です。
どうやら、解釈を間違われているみたいですね。
早く誤解がとけるといいですね。


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