余韻

映画が終わった後、明るくなるまでしばらく席を立たずにいます。
華火大会が終わった後、砂埃が舞うまでしばらく座っています。

ぱっと立って行ってしまうと、第2の感動を逃しているような感覚を抱きます。
余韻というか残像というか...。
それらは、僕の中では、いわゆる"行間"と同じような位置付けです。
知らずにいても、物事は成立します。
でも、知ってしまうと癖になります。
どうやら、僕は余韻を楽しむタイプの人間のようです。
しかしながら、国語の時間のように、深読みし過ぎないように気をつけたいところです。

そういえば、うちの妻も、映画が終わった後、しばらく席を立たずにいるタイプです。
ちょっとした価値観ですが、結構重要なのかもしれません。


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