生き続ける建築

10月27日夜、仙台市の天文台プラネタリウムでジャズの最高峰「カウント・ベイシー・オーケストラ」のミニライブが開かれました。
仙台市は、プラネタリウムの取り壊しを計画しているそうです。
プラネタリウムを保存しようとする会が、一流アーティストの演奏で「ライブハウス」として残そうと呼び掛けるのが目的。
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」の拠点にする目論見もあるとのこと。

オフィスビルを集合住宅にしたり、学校を商業施設にしたり、中身が変わって建築が生き続けるのは珍しくないこと。
プラネタリウムがライブハウスになるなんて素敵じゃないですか。
しかも、あの位置はジャズフェスティバルの西の拠点としても有効に働きそうです。

どの分野もそうだと思いますが、グッドアイディアはプロしか思いつかないとは限りません。
いろんな視点が、生き延びる力を与えてくれるんですね、きっと。


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