世の中には、ブランドというものがあります。
この言葉が、なかなか曲者で、人々のイイモノを見分ける力を曇らせています。
偽ブランドなんて登場するくらいですから…。
そんな中、もし、老舗ブランドに対抗して、新ブランドを誕生させるなら、そのブランド名はフルネームがいいのではないでしょうか。
例えば、「斎藤カバン店」ではなく、「斎藤喜一のカバン店」というように…。(念のため、登場名は架空の人物です。)
新ブランドは、曇りの無い目で見られるので、実力や保証が無くてはいけません。
フルネームに対する人々の心理を考えてみます。
・フルネームは、実力がなくては出せないだろう。
・フルネームは、責任を持てなくては出せないだろう。
大庄(東証1部上場、大衆割烹チェーン)と栄太郎(ジャスダック上場、加ト吉系外食中堅)、2003年3月10日に合併。
大庄は「庄や」「やるき茶屋」などを関東圏に、栄太郎は「ジョン万次郎」などを東海圏に展開中。
合併後は、社名を「大庄」に。
前述のような意味で、消費者に心理的影響を与えるためにも「大庄栄太郎」の方がよいのでは?
パッと見、フルネームなので…。