5年ごとの更新の季節がやってきました。
10月20日は、「再使用の可能性を判定し、復旧するための震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会」を受講し、
10月21日は、「宮城県被災宅地危険度判定士講習会」を受講しました。
いずれも、5年前に比べて、事例等が充実し、実践的な内容となっていました。
応急危険度判定、被災度区分判定の流れを簡単に説明すると、以下のとおりです。
1.震災発生後の初動として、「応急危険度判定」を行い、応急措置をとります。
2.次の段階として、「被災度区分判定」を行い、復旧の可否を判定します。
3.その結果、補修・補強によって継続使用が可能な場合は、「復旧計画」を策定します。
判定や補修・補強を的確に行うためには、より多くの経験が必要です。
とはいえ、普段の現場と違い、震災の現場は経験を積む機会が少ないので、今回の講習会はとても貴重なものとなりました。
震災が起こらないことが望ましいのですが、地震が多い日本では、そうも言っていられません。