2001年12月アーカイブ

CMGP

日経MJ&リサーチの企業500社に対するアンケート
「2001年CMグランプリ」
1位 ジョージア(日本コカ・コーラ) 228点
2位 黒ラベル(サッポロビール)   76点
3位 ボス(サントリー)         54点

1位はドラマとの連動が大きな要因らしい。
「明日があるさ」も流行ってたね、そーいえば。

僕が注目したいのは、3位のボス。
CMの異業種コラボレーション。
長瀬さんと布袋さんが、スカイパーフェクトTVのCMやKDDIのCMにも出てくるでしょ。
他業種の企業とコラボして相乗効果を狙うという試み。
自分のとこさえ流行れば...みたいな日本のビジネスのやり方は行き詰まるよね、やっぱ。
コラボCMの製作現場は刺激的で、そんなCMを見てる方も、やはり刺激的。
有効な試みは、どんどん広がるといいね。
(でも、蔓延化したら、普通か。)

P.S.
たとえ、その目的がキセル防止でも、一般化するといいね。
「suica」
同業種なんだから、(逆に難しいと思うけど、)JRさんも私鉄や営団と仲良くしたらどうでしょ。
使う方は便利だけどなぁ。

登録抹消

宮城県教育委員会は、本日の11:27に上高森遺跡の登録を抹消した。旧石器捏造発覚の舞台となった遺跡である。築館町教育委員会に通知したらしい。

「高森原人」は?「原人の町」は?

「まちづくり」や「村おこし」は、非常に難しい。
建築家の中には、その言葉を使うことを嫌う人も少なくない。
そんな中で、その場所に、1つでも契機があれば、それをズームアップしていくのは当然である。
今回は、その契機が、事実上完全消失したことになる。
町民が、ガックリするのもまた当然である。
では、実際問題として、すでに開発された商品はどうしましょうか?
原人饅頭、原人の酒...などなど。
イニシャルコストは、大問題。
となれば、新聞記事になる今がチャーンス♪
売っちゃいましょう、全部。
シールを貼って。
「幻の」というシールを。
「幻の高森原人」「幻の原人の町」
となると、もう1つシールが必要になりますね。
「注意:幻なのは原人です。町は実在します。」というシールが。
???

よくよく考えれば、築館町は大丈夫でしょ。
伊豆沼があるじゃないですか。
何にもないところに比べたらぜんぜんOK...。
まっ、逆に燃えるって話しもありますけどね。
何にもないほうが、イヒ。

そんなピクミン

ふと朝の電車の中を見まわせば、
スーツにネクタイで辛そうな顔。
世の中に溢れるピクミン。

そんな中で、僕は反抗期なピクミンを目指したい。
「引っこ抜かれず、あなただけについて行かない
今日も運ばない、戦わない、増えない、そして食べられない」

ただジッと期が熟するのを待つ。
結局は、ピクミンになりきれない、生意気コゾーな僕。

かんじ

漢字は、たった1文字で、なにかを表現することができる。
すばらしい。

清水寺で、今年を表現する漢字1字が発表されました。
2001年は、「戦」
ちなみに過去を振り返ると...。
2000年は、「金」
1999年は、「末」
1998年は、「毒」
1997年は、「倒」
1996年は、「食」
1995年は、「震」
ちなみに、この行事は1995年から行われています。

僕なりの漢字一字を考えてみようと思う。
第1位「悩」
第2位「挑」
第3位「再」
悩んで挑んで、再び悩む。
思いついた漢字を並べたら、それなりの文になってしまった。
「迷い探しつづける日々が答えになる。」
それなりに今年の僕を表している。

来年は、ぜひ、ふっきれた漢字を並べたい。

他力本願

首都圏通勤ラッシュ乗車率ワースト10(国土交通省調べ。対象は同省が継続調査する31区間。)
第1位 JR東日本 京浜東北線 上野→御徒町 233%
第2位 JR東日本 中央線(快速) 中野→新宿 218%
第3位 JR東日本 総武線(緩行) 錦糸町→両国 215%
第4位 JR東日本 常磐線(緩行) 亀有→綾瀬 209%
第5位 JR東日本 東海道線 川崎→品川 208%
第6位 JR東日本 常磐線(快速) 松戸→北千住 205%
第7位 営団地下鉄 東西線 門前仲町→茅場町 197%
第8位 東急電鉄 田園都市線 池尻大橋→渋谷 196%
第9位 営団地下鉄 千代田線 町屋→西日暮里 192%
第10位 小田急電鉄 小田原線 世田谷代田→下北沢 190%
第10位 JR東日本 横須賀線 西大井→品川 190%

僕の通勤ルートでは、205%→192%となる。
このデータを信頼すれば、本当は1人分のスペースに2人存在する状態ということになる。
「小さく前へ習え」すらできない状態。
もちろん「休め」など夢のまた夢。

んじゃ、なんでそんなところから通勤してるの?
ということになるが、それは、ペット同居型マンションに住んでいるため。
(ペット可は結構あるんだけど、同居型となるとなかなかないんだな、これが。)
しかし、よくよく考えてみると、去年、子供が生まれてから、どんちゃん(ヨーキー)は実家に預けているので、今、わざわざ遠くから通っている理由が分からなくなってきている。
かといって、引越しはツライし。
(時間的にも金銭的にも。)

結局、パーセンテージが減ることを祈る。
電車の本数増やしてぇ~。
僕のスタイルは、「 Sway and Run and Gun 」日本語にすると「のらりくらり」

一升もち

一升もちは、 祝いもちの一種で、力もち・立ちもちともいい、一升分を用意して、満1歳の子供に背負わせます。
早く歩き出した子供は、将来早く家を離れるといって、わざと突き倒したりするそうです。

我が家でも、昨日、一升もちを背負わせました。
通常、1升(1.8kg)も背負うとフラフラとしてコケたりするものですが、うちの娘ときたら、重荷をものともせずガシガシ歩いてました。
転びそうになっても、すぐ体勢を立て直してました。
おそるべし。

私も父親1周年でしたが、早くも家を離れる娘を意識した1日でした。

呼称→こしょう→故障

 「看護婦」「看護士」が「看護師」へ呼称統一。

改正保健婦助産婦看護婦法案が12月6日の衆院本会議で可決成立した。
「保健婦(士)」「助産婦」「准看護婦(士)」も「保健師」「助産師」「准看護師」に呼称統一される。
なんでも、日本看護協会などの「専門職の名称が性別で違うのはおかしい」という意見が発端らしい。

なるほど。
ということは、婦長ではなく、師長。
長老度満点な呼び方。
奥義すら持ってそうだ。
師長→しちょう→市長。

呼称1つで印象は大分変わる。
看護師では、子供のなりたい職業ランキングにも登場しなくなるかも。
しかし、ナースステーションが男性であふれたら...。

私は、なんとしても病気やけがをしないでいたい。

ヒルルクの桜

雪が空に舞う。

たまに見ると感動的なシーンだが、
それが日常となったとたんに、
"除雪"といった言葉が登場する。
真っ白な雪も、
なんらかの形で人間の障害となれば、
邪魔者扱い。
重力がある限り、
避けられない運命。

それならば、
せめて降っている間だけでも、
美しく咲かせよう。
雪を桜に見立てて。

僕には、
それはできないが、
ああきてくととして、
努力することはできる。
邪魔者扱いされないように。


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