2002年8月アーカイブ

性同一性障害

僕がこの言葉を知ったのは、"金八先生"というドラマでした。
男の子の心を持った女の子が、心と体の性の不一致に悩むという設定でしたが、とても繊細な話です。

2001年5月、性同一性障害で国内公式性転換手術を受けた6人が、戸籍の性別訂正許可を家庭裁判所に申し立てました。
2002年8月、このうちの1人が、許可を認めないという決定を受けました。
もちろん、不服として高裁に場を移すそうです。
「現時点では、法的に訂正の根拠が認められない。」と判断されたそうです。

大変な努力で、心と体の性が一致したにもかかわらず、戸籍は異性。
「戸籍間違ってるじゃん。」ってことで、直そうとしたら、「法的に訂正の根拠が認められない。」だって。
なんじゃそりゃ。
"訂正"とは、誤っている部分を正しく直すことです。
現時点での記載事実が、間違っているから直すのに、根拠なんているの?
性別変更許可ではなくて、性別訂正許可です。
どうやら、解釈を間違われているみたいですね。
早く誤解がとけるといいですね。

ヒューマノイド

世間では、なぜか、子供を嫌う人は人間ではないというようにみなす傾向があります。

人間には男女を問わず母性本能があって、その影響で、小さいものや弱いものを"かわいい""守ってあげたい"と思うそうです。
なぜ、子供を嫌うのか。
①母性本能が弱いために、"子供は騒いで当たり前"という許容が、"うるさい"に変わってしまう。
②過去のトラウマ。

「子供嫌いなんだぁ。」という人に会ったら、引いたりせずに聞いてみましょう。
なにか理由があるはずです。
子供に危害を加えるようなら問題がありますが、嫌いだという人はいてもおかしくありません。
十人十色です。
すぐに「人間の皮をかぶった....。」なんて言うのは間違ってますよね。

ちなみに、僕は子供好きです。
その感性にいつも驚かされます。

そらしてみると

人によい印象を与えるには、時々視線をそらすのが効果的だそうです。
直視すると、相手に警戒心を与えます。
目を完全に合わせないと、暗い人だなどという印象を与えます。

ということで、たまに意識してみたりするのですが、視線をそらすと、こちらの視線につられる人がいます。
「おっ、なんかあるのか?」という具合に。
いろいろ試した結果、視線をそらす時は、斜め下辺りを見るようにするのがよい様です。

mac mac mac

建築家のアトリエでは、デザインツールとしてmacがPCの大きな割合を占めています。
ここ2年くらい、芸術家の先生とコラボレーションしているのですが、そのアトリエでは、やっぱりmacをメインPCとしています。
大阪にいたころにお手伝い頂いたデザイン事務所も、やっぱりmacをメインPCとしていました。

僕個人は、中立ユーザー(中途半端?)なので、目標とする成果品さえ創れれば、どちらでもイイのですが...。
コラボる相手によったら、macいるでしょ。
確かに、windowsにソフトは移植されてるけど、macバイナリといたり、標準フォントを置き換えたりしなきゃいけないんだからさ。
わざわざアウトライン取るの面倒だし。
たとえapple社が........になってもmacユーザーはいなくならないよ。
みんなmac大好きなんだから。
だから、買おうよぉ。

以上、心の叫びでした。
(心という割には、"うえ"にも言ってるんだけどね。)

情報モラル確立と漏洩防止

8/22(Thu)に社外セミナーに行く(行かされる?)ことになりました。
内容は、タイトルのとおりです。
うちのオエライさんにも言ったのですが、そういうセミナーは、モラルのある人が行かないと意味がありません。
(ん?でも僕はスーパーユーザーをやってるので、必然的にモラルがある人間でいなくてはいけない?)

さて、重要文書の流出とか、危機管理とか、改ざんとかそういったことでしょうかね、問題になってるのは。
なんでもかんでも、作業効率化の名の基にデジタル化されてきたので問題発生した、ってことですかね。
昔から悪い人(ここではモラルのない人)の数はたいして変わっていないんでしょうけど、デジタル化によって、悪いことをしやすくなったので露呈してきたのでしょうか。
おそらく、モラルのない人をモラルのある人に変えるのは、コンピュータとは関係なく人間的な問題なので、そうとう時間がかかりますよね。
やっぱ、各クライアントを完全監視することになってしまうんですかね。
近未来には、各会社に新しい部ができるかもしれませんね。
「監視部」....。
でも、それでは印象が悪いので、「オペレーター部」とか呼ばれるのでしょうか。
住基ネットもそうですが、どこかはるか上の方から管理されているみたいでいやですね。
知らない内に、かごの中に入れられているみたいで...。
なんか、「トゥルーマンショー」(ジムキャリー主演)みたいなものを連想します。
僕、かご嫌いなんですよ、困ったなぁ。

P.S. 
このコラムは世界中のスーパーユーザーがモラルのある人であるということを前提として記してあります。
当たり前ですけどね。

2003年問題

ここ数年、都心は大規模ビルの建設が集中しています。
来年には約40棟が完成し、200万平方メートルを超える「オフィス」が出現します。
過去最大級の「新築」が供給過多を招き、賃料相場を引き下げ、ビル会社の経営が悪化します。
テナントを奪われる既存ビルにも多大な影響が出ると思われます。
賃料収入を維持できなくなる中小経営者らに「第2バブル崩壊」が訪れるのでは?と懸念されています。

新しいものに人々が移ろいで行くのは当然のこと。
パッと思いつく選択肢は2つ。
①古いものの良さをウリにしていく。
②新しいものと同等もしくはそれ以上のグレードに変更していく。
オフィスとなると前者は難しそうだねぇ。
後者はコストが.......。

では、オフィス以外のものを狙うしかなさそうですな。
飲食系、教室系、物販系。
よっしゃ、用途変更しよう♪
問題は設備かぁ、天井納まるかなぁ。
法規もあったかぁ、階段巾員とか........。
う~ん、具体的にプロジェクトになってみないと対策の考えようがないですね。

余韻

映画が終わった後、明るくなるまでしばらく席を立たずにいます。
華火大会が終わった後、砂埃が舞うまでしばらく座っています。

ぱっと立って行ってしまうと、第2の感動を逃しているような感覚を抱きます。
余韻というか残像というか...。
それらは、僕の中では、いわゆる"行間"と同じような位置付けです。
知らずにいても、物事は成立します。
でも、知ってしまうと癖になります。
どうやら、僕は余韻を楽しむタイプの人間のようです。
しかしながら、国語の時間のように、深読みし過ぎないように気をつけたいところです。

そういえば、うちの妻も、映画が終わった後、しばらく席を立たずにいるタイプです。
ちょっとした価値観ですが、結構重要なのかもしれません。

You Go Your Way

Ex.1
先日、とある花火大会で場所取りをしました。
お昼から夕方まで麻雀をやっていました。
炎天下で、ぶっ倒れないように、集中力で凌ごうということです。
いわゆる、「心頭滅却すれば火もまた涼し」作戦です。
半チャン2回目あたりで、そんな僕らを見て笑っていく人がいました。
麻雀なんてやってらぁ。って感じでしょうか。
僕は、他人の目を気にしないタイプなので、作戦を続行したいわけですが、そうではない人にはツライかもしれません。
結局、半チャン2回で止めました。

Ex.2
先日、1週間夏休みを取りました。
僕は、夏休みや正月休みをできる限り、ピークをずらして取ります。
帰省ラッシュやユーターンラッシュで疲れるのを防ごうということです。
(心身ともに休みたいので...。)
いわゆる、「Sway and Run and Gun」作戦です。
これには、事前の段取りが必要になります。
仕事が滞らないようにしたり、友人や知人とのスケジュール調整をしたり...。
でも、みんなとずらして休むので、休暇期間が同じでも目立ってしまったりします。
えっ、こんなに休んでるのぉ。って感じでしょうか。

人目を気にせずに、わが道を突き進みたい。と、思います。

仏教でいう時間の最小単位

あやうくて少しも目を離すことができないものに魅力を感じます。
①現象としての建築
②夜空に咲く華火
③かわいいひと

僕なりの言い方をすれば、3項目の魅力を飛躍的に高める要素は、"刹那的雰囲気"です。
①訪れるたびに、違った表情を感じさせる建築
②闇にとけていく華火
③いつも新しい一面を見せてくれるひと

と思いますが、そんな僕の考えも刹那的だったりします。


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