2002年7月アーカイブ

聞きおぼえのある音

深夜、ベランダから"カサカサ"という音が聞こえてきました。
悪党かと思って、カーテンを"ガバッ"と開けたところ、誰もいません。
ん、ねずみか?(3階だけど...。)と思って、ベッドに戻ると、またしばらくして"カサカサ"という音が聞こえてきました。
ねずみじゃないよなと思って、カーテンを"ガバッ"と開けたところ、やはり誰もいません。
結局、わからずじまいで寝てしまいました。

翌朝、ゴミを出そうと思って、ベランダに出ました。
(僕は、ゴミ出し係です。ちなみに我が家では、ベランダにゴミをまとめたものを置いています。)
すると、ゴミ袋から"すいか"のシルが漏れていました。
シルのところに、カミキリが2匹いました。
あのどこか聞きおぼえのある音は、カブトムシとかクワガタだったのか?
(時折まざっていた"バチバチ"という音は、ケンカ?)
僕は、ようやく気付きました。(カミキリは置いといて...。)
あんなに、虫取りに行っていたのに、その音を忘れるとは.......不覚。
うちのマンションは、以前森であったところを切り開いて建っているので、夜になるとエントランスや玄関の照明にカブトムシやクワガタが来ていたりします。
そりゃ、ベランダにも来るわなぁ。
ってことで、音の正体が絞られてきました。

あとは、"現場検証"してみるだけです。
やはり、自分の目で見てみないと。

ネットワーク依存症

コンピュータがネットワークで結ばれると、便利になる反面、かなり依存してしまうことも否めません。
もし、そのネットワークが使えなくなると...。

...ってことで、ネットワーク使えなくなりました。
コンピュータ係なので、午前中仕事にならず。
とほほ。
でも、うちのプロジェクトチームは大丈夫♪
サーバーを信用していない僕のせいで、ローカルにバックアップありあり。
PC間は、LANケーブルさえつながってれば、P2P。
プリンターだってイザとなれば、シリアル接続。
はっはっはっ。
備えあれば憂いなし。

でも、こんなことができるようになったのは、ここ最近ですよね。
なんせ、クライアントPCが10~40GBあるんですから。
考えてみれば、すごい時代になったもんだ。
おそるべしPC業界。

5年目×ノーネクタイ

気がつけば、社会人5年目です。
"光陰矢のごとし"とは、まさにこのこと。

友人M「なんでネクタイ締めないの?」
僕「なんでネクタイ締めるの?」
友人M「...........サラリーマンだからだよ。」
僕「じゃ、サラリーマンじゃないからだよ。」
友人B「会社から給料もらって働いてるでしょ。」
僕「うん。」
友人B「じゃ、サラリーマンじゃん。」
僕「そっか。んじゃ、サラリーマンかなぁ?」
友人M「なんでネクタイ締めないの?」
-------ループに突入-------

僕は4年目あたりから、ネクタイを締めることを止めました。
(スタンドカラーのシャツなので、ネクタイを締めれません。)
僕が雰囲気から入るタイプの人間であることが、主な理由です。
サラリーマンサラリーマンした格好をすると、技術屋(とにかくおさまった図面をひく人々)になってしまいます。
僕は、建築空間をデザインするデザイナー(デザインされた図面をひく人々)でありたいと思うので、ネクタイを締めなくなりました。
こんなわがままな僕を許してください。
(心配しなくても相手に敬意を表する場に立つ時は、ネクタイをもってきます。)

上記の会話ですが、飲み会が終わるころには、友人Mも友人Bもネクタイをはずしてました。
僕は、「なんでネクタイ締めないの?」とは聞きませんでしたけど...。

「ネクタイのもつ意味」
貴族が、宮中や舞踏会などの場で、前をはだけているのは野蛮でみっともないという理由で、リボンを首に巻いたことが、ネクタイのルーツです。
18世紀、イギリスのファッションリーダー、ウィンザー公爵によって、現在の形になりました。
シャツの前をスッキリ見せるため、長いネクタイでシャツの前ボタンを隠すという意味もあります。
イギリスの世界制覇により、オフィシャルな場では、男性はネクタイを着用するという慣習が広がったそうです。

電車の虫

...といっても、電車マニアのことではありません。(念のため)

いつも通りの満員電車の中、わずかな隙間から流れゆく景色を見ようとすると、ウスバカゲロウらしき先客が一人。
柏から北千住まで、乗っていました。(もしかするとその先も)
空を散歩していたら、紛れこんでしまったのでしょうか。
電車から出た時、知らないどこかに放り出されてしまいます。
Hard Luck!

などと思っているのは人間だけで、実は電車に乗っているのかもしれません。
夏期休暇をとって、おばあちゃんちに遊びに行くのかもしれません。

生命体のなかで、自分がウワテだなどと思っているのは人間くらいですね。

情緒不安定

今年度から、コンピュータ係なるものをやる羽目になってしまっています。
主にサーバー管理、マシントラブル対応などを手がけます。
大学時代のように、時間があるのなら別にかまわないのですが、図面を引きながらやるので、もうどうしようもありません。
たまに、どっちが片手間か分からなくなるような作業量が発生したりします。
そして、当然のことながら、両方の作業が同時期にピークをむかえたりします。
そんな状況の時は、たとえ見た目が冷静でも、情緒不安定になったりしています。
僕は、建築の修行で事務所に来ているので.....。

一呼吸おいて...........
慌てず騒がずひとつずつ片付けることにしています。
きっと、いつか終わります。
(FinishかEndかは分かりませんが。)
あたたかい目で見守ってやってください。
(KindかHotかは分かりませんが。)

トラップ

毎日、似たような行動をとっていると、偶に出会うトラップ。

"自販機"と"傘立て"の組合せ。
自販機の取出口の傍に傘立てがある。
缶ジュースを取出そうとして、屈むと.......。
立つ時にズボンの後ろポケットが傘の取手に引っかかる仕掛け。

傘立てにささっている傘の向きによるので、引っかかったり引っかからなかったり。
言い換えると、忘れたころに引っかかる。

きっと、罠に違いない。
などと疑っていると、全てに疑心暗鬼になるので止めましょう。

4,5,6月で事務所を辞める人がいっぱいいました。
きっと、みんな必死で考えて、やっと出した結論なんだと思います。
僕としては、同じプロジェクト担当だった人もいて、それなりにショックを受けました。
設計事務所は、手に職をもった人の集まりなので、独立したり、事務所を移ったりする人が少なくありません。
それが分かっていても、身近な人が去っていくのは、少し寂しい気がします。

遅い時間の電車内には、必ずといっていいほど酔っぱらいがいて、大抵が部下や上司の悪口、会社の悪口を話しています。
聞きたくなくても耳に入る雑音みたいなもので、非常に不愉快です。
物事が好ましくない状態にあるとき、文句を言う前にやることは、その状況を改善する方法を考えることではないでしょうか。
発生した問題を人に相談する時は、自分の意見や考えをもっていないと、最適な改善方法は見えてこないような気がします。

考える人と、考えようとしない人、結果が同じになっても、その差は、とても大きそうです。
どっちが多数派かはわかりませんが、僕は、「どうしよう。」ではなくて、「こうしたい。」というスタンスを保てるように努力したいと思います。


月別 アーカイブ